店舗や施設、サービス、商品開発において、ゼロ・ウェイストを取り入れ実践しようとする企業に対し、生産・流通・販売の各段階でのコンサルテーションを実施します。また取り組み内容の発信についても、様々なサービスを通じてサポートします。
ゼロ・ウェイスト認証
「ゼロ・ウェイスト認証」とは
ZERO WASTE =「ごみ・無駄」をゼロにする ための活動です。
物の無駄遣いをせず、リサイクル、リユースを進め、また生産段階から処理に困らない製品を作ることで焼却・埋め立て処理される有害なごみを無くすことを目指しています。
ゼロ・ウェイスト認証は、個人だけではなく事業者によるごみの削減を促し、ゼロ・ウェイストな取り組みをしている事業者が広く評価され、その取り組みがブランド価値となることを目指しています。
ゼロ・ウェイスト認証の運用主体である(一社)ゼロ・ウェイスト・ジャパンでは、取り組む事業者にとって、
- 廃棄物削減・発生抑制の取組へのアドバイスが受けられ、
- 社員・スタッフへの教育機会が増え、
- 関心を同じくする同業者との交流機会が増え、
- 廃棄物削減・発生抑制への取組がブランド価値になり、
- ゼロ・ウェイストやサステナビリティに関心の高い顧客層の獲得に繋がる
という価値の提供増やしていくための取組を行っています。
ゼロ・ウェイスト認証項目
飲食店向け
以下の8項目における認証を付与します。
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地域の食材を活用し、地産地消に努め、ごみの発生抑制に取り組んでいる。 By purchasing locally, preventing over-packaged products |
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おしぼり等の無料サービスにおいて、ごみの発生抑制に取り組んでいる。 Using alternatives to avoid “single-use” products |
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利用者が食器や容器などの代用品を持ち込むことで、ごみの発生抑制につながる仕組みを導入・周知している。 Providing “Bring Your Own” option for take away in bottles or containers |
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生産や流通の過程で通常は破棄されるような食材を活用している。 Utilizing food that discarded in supply-chain as usual. |
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食材や資材の調達において、ごみの発生抑制に取り組んでいる。 Maximizing returnable & re-use options to reduce packaging through purchasing |
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利用者がごみの削減あるいは分別に取り組める工夫をしている。 Encouraging customers to participate into zero waste activities |
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再利用を通じ地域内のごみの発生抑制・資源循環に取り組んでいる。 Utilizing unused and/or Re-using local resources to contribute to the local circular-economy |
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調理方法の工夫や食材調達の工夫などにより、そもそもロスを出さないようにする仕組みがある。 Established a system to make whole use of food to produce no loss. |
アパレルストア向け
以下の9項目における認証を付与します。
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配送時は繰り返し使うことのできる資材やより簡易的な包装とすることでごみの発生を抑制している。 |
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事業者及び従業員がゼロ・ウェイストについて理解し、自身が出すごみを削減していくために具体的な取り組みをしている。 |
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長く使えるように製品の修理、メンテナンスできるサービスが整っている。 |
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店がお客様に提供する“サービス品”から使い捨て品を出さない、もしくは削減に取り組んでいる。 |
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そのまま放置するとごみになるような未活用資源や、修理・リサイクル可能な資材を店舗に取り入れている。 |
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製品が使い捨てにならないような仕組みを取り入れている。 |
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日常の業務で使用する紙類、備品の削減や代替品の使用により、ごみの発生を抑制している。 |
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リサイクル素材やアップサイクルを活かした製品を積極的に店舗で取り扱っている。 |
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利用者がゼロ・ウェイストについて知り、取り組みについて参加できる仕掛けがある。 |
コワーキング・シェアオフィス向け
以下の6項目における認証を付与します。
ゼロ・ウェイスト認証プロセス
時期/頻度 | 担当者 | 方法 | |
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毎年9月15日 〆切 |
各事業所の 責任者 |
「申請書(評価項目に対する取り組み実績を記載した資料)」をゼロ・ウェイスト・ジャパン(ZWJ)に提出していただきます。 ※申請までに必要な提出資料を作成するためのサポートは、 依頼があれば随時ZWJが対応します。 |
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毎年9月 | ZWJ | 申請書受理後、事業所の現場確認とヒアリングのため、 ZWJ職員が店舗にお伺いします。 その後、「申請書」「ヒアリング結果」「現地確認」を元に、ZWJおよびゼロ・ウェイスト認証審査委員会にて審査・協議を行います。 |
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毎年10月 | ZWJ | 以下の情報が通知されます。 ① 審査結果通知書 ② 認定証 ③ 店頭に掲示する認証のステッカー |
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毎年9月15日 〆切 |
各事業所の 責任者 ZWJ |
更新にあたり、年間報告書と計画書を提出していただきます。報告書と計画書を提出していただくと、ZWJ職員が 現場確認・ヒアリングに伺います。 その後ZWJが広報内容の更新を行います。 |
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毎年9~10月の 審査時点において 要件が不十分の場合 |
ZWJ | 失効要件としては以下の通りです。 ①3年連続して計画書に掲げる目標を達成できなかった場合 ②認証必須項目を遵守していない場合 ③年間計画書および報告書の提出がなされなかった場合 |