事業者向けサービス

ごみゼロオフィスを実現?!ゼロ・ウェイスト・ジャパンと富士見 森のオフィスが、コワーキングスペースやシェアオフィスの廃棄物削減を評価するゼロ・ウェイスト認証とオフィス運営者向け研修サービスを開始。

地域・自治体や企業に向けて廃棄物削減の仕組みづくり実装に伴走する、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン(東京都新宿区、代表理事:坂野晶、以下「ZWJ」)と、長野県諏訪郡富士見町のコワーキングスペース「富士見 森のオフィス」を運営する、Route Design合同会社(長野県諏訪郡富士見町、代表:津田賀央、以下「森のオフィス」)は、コワーキングスペースやシェアオフィス向けのゼロ・ウェイスト認証を開始し、同認証を活用した企業やオフィス運営者向け研修サービス提供において事業連携を開始します。

1.背景と目的

持続可能な社会・経済システムへの転換は急務です。大規模な投資とともにサプライチェーン全体の転換を図ることは企業・事業体活動において非常に重要ですが、一方でその中で働く一人ひとりの意識や行動が置き去りにされては、全体を転換させていくことはできません。
日々を過ごす「オフィス」という空間は、個人の意識や行動と、企業・事業体の意識が交わる接点となりえる場所。
オフィスで過ごす同僚や所属する組織・事業とのつながり、さらには他社や地域との繋がりの中で、持続可能な生き方や、事業や社会システムの在り方までを考えていくことは、事業の持続的な発展と持続的な地域社会、循環型の経済形成促進に貢献する、貴重な一歩だと考えています。
その起点であり様々な人との接点である「オフィス」を、一人ひとりの意識転換・行動変容の場にするのが、この取り組みで目指したいことです。

2.事業内容

ZWJと森のオフィスは、各種オフィスにおけるサステナビリティ推進のため、主に以下2事業に連携して取り組みます。

■コワーキング・シェアオフィス向け「ゼロ・ウェイスト認証」

ZWJが運営する、店舗や事業所等の廃棄物削減の取り組みを評価する「ゼロ・ウェイスト認証」においてコワーキングやシェアオフィス向けの認証サービスを開始します。オフィス機能やオペレーションにおいて運営主体内で取り組める工夫や、仕入先・取引先などへ働きかけて転換を図る取り組み、そしてオフィス利用者にも参加してもらい進めていく挑戦まで、多角的に取り組みの可能性を提示しています。
認証取得には申請と審査が必要で、取得過程において運営主体内で取り組みの検討はもちろんスタッフの意識向上や取り組みを話し合える素地の養成が必須です。この過程に寄り添えるサービスとして以下の研修サービスを提供します。

■サステナブルなオフィス運営転換への研修サービスを提供

富士見 森のオフィスが設立以来取り組んできた、新しい働き方転換へのアプローチや、地球環境に配慮したサステナブルなワークスペースを目指すプロジェクト「GREEN COMMUNITY」のケーススタディを交えた研修サービスを、ZWJとともに提供します。
一泊二日の研修では、森のオフィスで実際に実施しているエコ施策の擬似体験や、既存サービス・現場オペレーションへのインストール方法を学んでいただき、事業者がサステナブルなオフィス運営へ転換するためのアイディエーションの場を提供します。宿泊は、森のオフィスに併設された宿泊施設「森のオフィスLiving」を利用していただきます。

 

■各社概要

富士見 森のオフィス
八ヶ岳の麓、長野県・富士見町で2015年12月にオープンした木造の複合施設。
コワーキングスペースや個室オフィス、キッチン、宿泊施設などを備えた同施設には、周辺住民や都心からの利用者が仕事場として集い、多種多様な繋がりが生まれる中で様々なプロジェクトが生まれています。
これまでに生まれたプロジェクトは、地域の取り組みから新規創業まで120以上。新しい働き方や生き方を実現したい人をサポートするコミュニティーとして発展し続けています。
https://www.morino-office.com/

Route Design合同会社
長野・東京を中心に活動する、プロジェクト・デザインチーム。
コワーキングスペース「富士見 森のオフィス」のプロデュースと運営をおこなう傍ら、地域課題や企業/ブランド課題の解決、商品開発や新規事業の開発などをサポート。
コミュニケーションデザイン、サービスデザイン領域をバックボーンとし、森のオフィスで形成される様々な職種からなる人の繋がりをベースにチームを作りながら、大小様々なプロジェクトをデザインしています。
https://routedesign.net

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