ゼロ・ウェイスト・ジャパンは慶應義塾大学、九州大学、兵庫県立大学との共同研究として、低炭素型の行動変容を促す情報発信(ナッジ)を活用した環境教育の効果向上に関する研究を行いました。
1年目はゼロ・ウェイスト・ジャパンが自社で開発し学校現場等で導入に取り組んできた「ごみゼロゲーム」をプラスチックに特化した内容に改良し、小中学校の実際の授業で実験しました。
2年目には新たに、「共有地の悲劇」の考え方を取り入れた「CO2削減ゲーム」をこの研究のために開発しました。このゲームを用いて、各世帯におけるCO2削減の行動を考える環境教育プログラムとして小中学校で授業を行い、ナッジやブースト(強い後押し)の効果を検証しました。
*本事業は環境省事業として実施しています。
研究成果は論文およびDPとして以下よりご覧いただけます。
Journal of Environmental Management Volume 325, January 2023 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0301479722021855?dgcid=author
RIETI Discussion paper, May 2022
https://www.rieti.go.jp/en/publications/summary/22050012.html
RIETI Discussion paper, December 2022
https://www.rieti.go.jp/en/publications/summary/22120004.html