島根県雲南市は、2022年6月に脱炭素宣言を表明しました。ゼロ・ウェイスト・ジャパンは「公益財団法人うんなんコミュニティ財団」とのパートナーシップに基づき、雲南市内でのゼロ・ウェイスト活動を推進しています。
「循環のまちづくり」を進めるため、 地域における廃棄物削減や資源循環の小さな事例を増やし、さらに現地で活躍する人材育成の場作りに取り組んでいます。
2020年からの様々なワークショップや勉強会、協議やヒアリングを重ね、2022年からは主に3つの活動に取り組んでいます。
①市内全域へのコンポスト普及と導入
雲南市内の市民の活動母体でもある「地域自主組織」や、さまざまな団体の拠点にて、ごみを減らす取り組みについての「ゼロ・ウェイスト勉強会」や、子供たちとの「ごみゼロゲーム」を通じた学習機会、さらにコンポスト制作と設置を2ヶ月間行っています。
これらの取り組みはグローバルスキンケアブランドSK-IIの会員プログラム「NOWプログラム」による資金サポートを受けて実施しています。
取組の紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=8E5DnYeA05Q
②事業所や店舗向けに「ゼロ・ウェイスト認証」の推進
ゼロ・ウェイスト・ジャパンが提供するサービス「ゼロ・ウェイスト・チャレンジ」および「ゼロ・ウェイスト認証」を活用し、市内の事業者や店舗の廃棄物削減、資源循環の促進のために関心のある事業者の方々への研修などを行っています。
③活動を推進する人材の育成と活躍の場の提供
これらの取り組みには、脱炭素に向けた人材育成を行うプログラム「Green Innovator Academy」の卒業生である大学生・大学院生の4人がインターン生として参画し、地域のみなさんに見守られながら活動しています。
ゼロ・ウェイスト・ジャパンでは同アカデミーを運営する一般社団法人Green innovationとともに、地域における脱炭素を推進する人材を育成するため、各地で活躍する場を提供しています。
※2022年10月13日には、上記の取り組みに対して雲南市からゼロ・ウェイスト・ジャパンに感謝状が贈呈され、雲南市役所にて贈呈式が開催されました。